こんにちは、えーたパパ(@eitapapa_fire)です。
インデックス投資で1億円の資産形成&Side FIREをめざす30代サラリーマンパパです。
2021年6月にブログを始めて半年、情報発信を重ねる中で自分自身の戦略に対する反省点や見直すべき点が出てきました。
本来、運用方針はコロコロ見直すものではありませんが、2022年の新年を迎えるにあたり、ここでいったん綺麗にしておきたいと思います。
ということで、今後の資産運用方針を大幅にアップデートすることにしました。
あくまで我が家の例ですが、資産運用の方針に悩む方にとって少しでも参考になれば幸いです。
これまでの資産運用における反省点
2016年からインデックス投資を開始し、ずっと気になりつつも、そっとパンドラの箱に入れていたポイントが2つあります。
2022年を迎えるにあたりまずはここにメスを入れることにしました。
【反省点①】余裕資金を一括投資しきれていなかった
本来インデックス投資は右肩上がりを前提とした投資なので、余裕資金は一括投資が合理的です。
それに対し、「合理性」ではなく「長く続けるための手段」としてメンタルへの負荷の小さい積み立て投資もありだと思う という記事を過去にアップしておりました。
この記事自体は今も否定しません。
特にインデックス投資初心者の方に対しては「入口のハードルを下げる」という観点で、余裕資金を積み立て型で投資に回していくのはありだと思うからです。
しかしながら私自身の場合、入口を突破して5年以上継続できております。
ここまできてやめることはないでしょう。
とするならば、
今もなお、余裕資金を一括投資しきれてないのは矛盾しないか?
と考えるようになり、余裕資金の一括投資を決めました。
一括投資はいいけど、ある程度の現金は残してね!
うん!安心感も大事なのでリスク許容度の範囲内でね!
【反省点②】サテライト運用でがっつり個別株を運用
インデックス投資を始める前からなのですが、国内の個別株で600万円弱運用していました。
投資を楽しむためのサテライト枠という扱いにしていたのですが、やはり個別株1本というのは非常にリスクが高く、過去にも最大で80%下落するなど氷河期時代を過ごしたこともあります。
”大部分の投資家はインデックス投資に勝てない”
この事実を知っていながら、個別株を運用し続けるのは矛盾しますし、ずっと引っかかっていました。
同社に対する期待はいまもなお変わりませんが、個別株投資については見直すこととしました。
5年も付き合ってきたのに!
反省点を踏まえた今後の運用見直しポイント
以上の反省点を踏まえて、今後の資産運用方針の大きな見直しポイントを、以下のとおり定めました。
- 現時点の余裕資金はコア資産に一括投資
- 個別株投資から完全撤退
今後の資産運用方針
現在我が家で保有している金融資産は約4,000万円です。
この4,000万円について、資産運用方針を再考したのがこちらです。
画像だと少々見にくいので、資産別で紹介します。
無リスク資産(現金:700万円)
無リスク資産の運用方針は以下のとおりとしました。
- コア資産×20%を目標に保有
- 内、500万円は生活防衛資金(絶対手を付けないお金)
- 残りは暴落時の買い増し原資
実は当初、無リスク資産の目標比率は25%を目標にしておりましたが、20%に見直すことにしました。
理由は以下です。
- 直近数年間でまとまった現金を使う予定がない
- 4月以降、妻も職場復帰するため収入基盤はさらに安定になる
- 妻の心持ちとしては「最低500万円あればいい」
結果、2022年1月時点で現金700万円を除く全てをコア資産に投資することとしました。
11月末時点の現金保有額が約1,000万円でしたので、差分300万円をコア資産の追加投資に回すことになります。
コア資産(インデックスファンド等:2,800万円)
我が家ではコア資産で1億円の資産形成をめざしておりますが、運用方針を以下のとおりにしました。
- 「サテライト資産を除く金融資産」×80%を目標に保有
- 年利回り7%程度の運用を期待
- ガチホールド(売らない)
- 夫婦の収入から年間240万円+αの積み立てを目標
2033年のSide Fire実現にあたっての柱となるのがこのコア資産です。
年間240万円(月換算で20万円)の積み立てを目標としつつ、余力の範囲で+αの追加投資を行っていきたいと思います。
具体的な投資対象はこちらです。
サテライト資産(レバレッジ型ファンド:500万円)
これまで運用してきた個別株は全て売却し、レバレッジ型のインデックスファンドを運用します。
運用方針は以下のとおりです。
- 500万円を原資とし、追加投資は行わない
- 年利回り7%超の運用を期待
- 評価額が投資元本の10倍になった際は売却を検討
- リバランスは行わない
いわゆるワンチャン期待枠としての運用で、高いリスクを背負って高いリターンをめざすための枠です。
あくまでコア資産を柱とし、サテライト資産の投資元本は500万円を上限として設定しています。
また、リバランスの対象外にしているのは、値動きが激しく無リスク資産&コア資産との比率コントロールが困難と判断したためです。
コア資産の配分は?(アセットアロケーション)
コア資産(有リスク)の目標アセットアロケーションは変わらず以下のとおりです。
参考までに、2021年11月末時点の比率は以下のとおりです。
- 先進国株式… 19% (+9%)
- 新興国株式… 17% (▲3%)
- 米国株式 … 58% (▲4.5%)
- 金ETF … 6% (▲1.5%)
2020年まで先進国株式+新興国株式で運用していた名残で先進国株の比率が目標より高めです。今後の新規買い付けを控えることで比率を下げていく予定です。
リバランスの方針
基本的にノーセルリバランス(売らずに追加買い付け額でリバランスすること)です。
あまり手をかけたくないので、ゆるく対応していく予定です。
コア資産の組み込み銘柄は?(ポートフォリオ)
具体的に組み込む銘柄(ポートフォリオ)はこちらのとおりです。
なんかいっぱい種類あるんだね!
増えるほど管理も手間になるので、これから始める方にはシンプルなポートフォリオ構築をおすすめします。
私の場合、インデックス投資を始めたころに「全世界株式の投資信託」がなく、自分の知識が徐々にアップデートされた結果、このポートフォリオで落ち着いています。
もし、eMAXIS Slim 全世界株式(=通称オルカン)が登場した後にインデックス投資を始められたのなら、コア資産はオルカン1本の超シンプルなポートフォリオにしていたと思います。
オルカンの魅力はこちらを参考にしていただければと思います。これからインデックス投資を始める方にはぜひご一読いただきたいです。
サテライト資産の組み込み銘柄は?
サテライト資産500万円は、
- iFreeレバレッジ NASDAQ100(いわゆる大和レバナス)
- 楽天レバレッジNASDAQ-100(いわゆる楽天レバナス)
の2つで運用することにしました。
純資産額が大きく運用期間も長い大和レバナス一択でもよかったのですが、2ファンドの微妙な運用方針やコスト構造の違いで、今後どのような差がでるか興味があるからです。
非課税枠を最大限活用するために、ジュニアNISAを積極的に活用する予定です。
レバナスに投資を決めた理由は過去記事にあるので、興味がある方はご覧くださいませ。
まとめ
2022年を迎えるにあたり、今後の資産運用方針を再検討いたしました。
大きな見直しポイントは以下でした。
- 余裕資金は積み立てではなく、潔く一括投資
- サテライト資産の個別株は完全撤退(⇒レバナス運用開始へ)
全体像としては、これまでにも増してインデックス投資への信頼を厚くした形です。
また、資産の組み換え時期ですが、NISA枠も絡めて組み替えるため、2021年12月~2022年1月頭にかけて実施する予定です。
ささっと組み換えを終えて、来年のこの頃くらいまでは、何も考えずに積み立てていきたいと思います。
今回の見直しが資産形成のスピードアップにつながるといいね
長い目でそうなってくれることを信じている!
今回見直した運用方針による資産運用実績については、今後も月1回定期報告していきたいと思います。
以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!ではまた!
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