こんにちはこんにちは。えーたパパ(@eitapapa_fire)です。
インデックス投資で1億円の資産形成& Side FIREをめざす30代サラリーマンパパです。
今回は我が家の資産配分戦略と、実際に購入している具体的な銘柄をご紹介いたします。
- アセットアロケーションやポートフォリオについて知りたい
- FIREを目指す同志の資産配分(アセットアロケーション)を見てみたい
- FIREを目指す同志の具体的な購入銘柄(ポートフォリオ)を見てみたい
投資初心者の方向けに用語の基本知識も交えてお伝えします!
また全部公開シリーズ!!
基本的にフルオープンです!
資産配分(アセットアロケーション)について
資産配分(アセットアロケーション)とは?
まず、資産配分(アセットアロケーション)とは、投資で運用する資金を株や債券などの資産にどのような割合で投資するのか決めることをいいます。
収益性の異なる資産に分散投資を行うことで、運用リスクの低減を図ると共に、安定したリータンの確保を目指すために設定します。
この資産配分は、資産状況やリスク許容度、運用目的よって異なります。
投資の運用結果は、ほぼほぼこの資産配分によって決まるといっても過言ではないくらい、大事なものです。
我が家の資産配分について
我が家の場合、
- 45歳でFIREを目指すにあたり利回り7%(ハイリターン)を狙いたい
- ただし、絶対に45歳に実現しなければならないというわけではない(リスク許容度は高い)
- 比較的安定した業界で勤務しているため職を失う可能性は低い(リスク許容度は高い)
という条件であることから、投資方針としては基本的にハイリスク・ハイリターンの攻めのスタイルで臨んでいます。
その上で、2021年6月現在の資産配分状況と、当面目標としている資産配分は以下のとおりです。
ふむふむ、どうやって配分を決めてるの?
以下の考え方で配分しているよ。
株式と債券の比率について(⇒株式100%にしてます)
インデックス投資における投資対象は大きな枠でいうと、
- 国内株式
- 外国株式
- 国内債券
- 外国債券
以上の4つに分類されます。(他にも不動産とかコモディティとかもありますが割愛します)
一般的に株式は価格変動が大きくハイリスク・ハイリターンで、債権は価格変動が小さいローリスク・ローリターンな資産と考えられます。
株式と債券は逆相関の動きをしやすいのが定説で、組み合わせることによって資産の価格変動がマイルドになるので、暴落局面における精神安定剤としての効果を発揮するメリットが生まれます。
但し、投資期間が長期となるほど、株式の方が債権よりリターンが大きくなるということは、多数の書籍が出ているほど認知された事実です。
私個人としては、
- 運用利回り7%を目指したいので、低利回りなものに投資したくない
- 暴落が起きたとしても狼狽売りせず、逆にバーゲンセールだと考えられるくらいのインデックス投資信者である
- 無リスク資産比率として25%の現金を確保するので、安全資産替わりを持っている
以上の理由から、投資対象に債権は組み込まず、株式100%で運用する という方針を固めています。
株式における投資比率について(⇒米国比率を高めてます)
続いて投資対象の株式比率について、簡単な理由も併せて紹介します。
「一生この比率で運用していく」というわけではなく、大まかな方針であり、自分の年齢などリスク許容度に合わせて適宜見直しております。
米国株式の比率を高める理由
2016年からインデックス投資を開始し、主な投資対象として先進国株式と新興国株式の割合を7:3で運用してきたのですが、今月(2021年6月)から、「米国株式」への本格投資を開始しております。
米国比率を高める理由は、これまで優秀なリターンを生み出してくれていた「先進国株式」は「米国株式」の成長によって支えられており、米国への投資割合を高めることでさらにリターンを高めたいからです。
現時点で米国株式の割合は34%ですが、今後はさらに米国株式の比率を高めて、段階的に65%を目指していきたいと思います。
ちなみに米国株式を始める前の、先進国・新興国株式の投資結果(運用期間4年)は以下です。
先進国株式の方は、4年間のトータルリターンは41%と、本当によい成果を出してくれました。
ただ、先進国株式の地域別投資先を見ると、以下のとおり、米国の割合が72%となっております。
もちろん、今後米国以外の先進国が伸びたり、米国が衰退するようなことがあればこの割合も変わってきますが、現状米国に依存したリターンであることは事実です。
私個人としては、当面も米国市場は伸び続けると思っているので、先進国株式の割合を下げ、その分米国株式の割合を高めていく考えです。
新興国株式を組み込む理由
新興国株式を組み込むのは割と賛否両論あるかと思いますが、私は以下の理由で組み込んでいます。
- 中国・アフリカ・インドなど新興国のターンがまた来ると考えている
- 今後も人口増が見込める新興国の方が経済発展の伸びしろがあると考えている
投資比率25%はやや高めです。
2021年現在の全世界株式における新興国の割合を踏まえると、15%未満くらいを目安に考えるべきなのかもしれませんが、後述のとおり国内株式を組み込んでいない分を新興国に振っています。
国内株式(日本)を組み込まない理由
日本国民にありながら何事だと言われそうですが、私は以下の理由で国内株式を組み込んでいません。
- 少子高齢化が進む(労働力の減少)
- 人口そのものが右肩下がり(労働力の減少&普通に考えれば経済規模は縮小)
過去30年を振り返っても外国と比較してリターンが低いのも理由に挙げられますが、何といっても労働人口が減っていく点は見逃せないポイントだと考えています。
もちろん日本は大好きなので、労働&消費という部分で日本には貢献してまいりたいと思います!
具体的な購入銘柄(ポートフォリオ)について
ポートフォリオとは?
さきほどのアセットアロケーションで決めた資産配分に基づき、具体的に購入する商品(銘柄)の組み合わせを作ることを「ポートフォリオを組む」と言います。
例えば、先進国株式に投資したいと思った際にも、先進国株式を投資対象とした商品はたくさんあるので、その中でも具体的にどの商品を購入するかを決めます。
【先進国株式インデックスの商品例】
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・ニッセイ外国株式インデックスファンド
・One-たわらノーロード 先進国株式
子供服への割り当て予算を決めるのがアセットアロケーションで、ミキハウスなのかベビーGAPなのかを決めるのがポートフォリオを組むってことね!
お!そうそう!
我が家のポートフォリオについて
当面の目標ポートフォリオを以下のとおり設定しています。
主な選定ポイントは以下です。
- 先進国株式と新興国株式は手数料が低く、運用実績も豊富な銘柄を選定
- 米国株式は、米国の中でもさらに数百社に絞り込んだような商品を選ぶことで、ハイリターン(運用利回り7%超)を目指す商品を選定
- 成長だけでなく、将来的なFIRE実現の下支えとして配当面も期待できる増配株式ETF(VIG)を組み込み
投資信託とETFが混ざっていますが、個人的に投資初心者には「投資信託」から始めることをおすすめしたいと思います。理由は定額自動買い付けがしやすいからです。
また、初心者の方は「全世界株式インデックス」1本への投資からまず始めてみるのがおすすめです。
世界という広範囲にリスク分散ができて、1商品だけというシンプルなポートフォリオを組めるので悩む余地がありません。
【全世界株式インデックスファンドの商品例】
ポートフォリオに組み込む銘柄は、運用実績や手数料を元に選定することが重要です。
中には非常に高い手数料を取る罠銘柄もあるので注意です。
初心者の方は、「全世界株式」「ランキング」などで検索して上位に表示される銘柄も参考するとよいかと思います。
ザイ・オンライン(ダイヤモンド社)の記事などがよくまとめられているのでぜひ参考にしてみて下さい。
【参考】
【2021年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ランキング!信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?【2021年6月5日更新】
まとめ
今回は資産配分(アセットアロケーション)とポートフォリオに関する簡単な知識と併せて、我が家の具体的な資産配分戦略、具体的な購入銘柄を紹介させて頂きました。
私自身、2016年からインデックス投資を始めてみて、いろんな人の本や記事を参考にしつつ何度も見直しをしてきました。
結果として思うのは「悩む時間がもったいない」ということです。
どこまでいっても過去は過去、未来は未来なので、誰にも正解はわかりません。
先人たちの教えにある、
- 長期
- 分散
- 積立
これを実践すれば、そう大きく外すことはないと思っています。
とくに、「長期」という部分については時間をさかのぼることができないため、リスク許容度の範囲でできるだけ早めにスタートを切ることも大事です。
やってみて初めて得られる知識や学びがあるので、どうしても迷われる方は、少額からスタートして徐々に見直していくものありだと思います。
今回の記事で特にお伝えしたかったことは以下です。
- 資産配分(アセットアロケーション)は投資結果を大きく左右するほど重要
- 資産配分は資産状況やリスク許容度、運用目的よって異なる
- ポートフォリオを組む際は手数料、運用実績に注意して選ぶ
- 資産配分もポートフォリオも後から見直し可能。まず始めることが大事
本ブログでは引き続き、今回紹介した資産ごと・購入銘柄ごとの運用実績も配信していきますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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