こんにちは。えーたパパです。
「自分の好きなことだけをしながら人生を楽しみたい!」ということは、誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
私もその一人です。
自分のやりたいことだけでお金を稼ぐということは、なかなか簡単じゃないものです。
今回は、「FIRE」(経済的自由・早期リタイア)という概念と、45歳でFIREを目指す私の具体的な計画について紹介したいと思います。
この記事は下記のような方におすすめです。
- お金に縛られない自由な人生を手に入れたい人
- FIREについて知りたい人
- 具体的なFIRE計画に興味がある人
FIRE(経済的自由・早期リタイア)とは
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的に自立し早期にリタイアを実現する考え方です。
日本の定年は60歳から65歳へと引き上げられ、そして70歳へと引き上げられていくことが目に見えてきております。
そのような中にも関わらず、40代~50代あるいは30代という早期に経済的自立を果たすというのがこのFIREです。
「バリバリ働いて定年までバリバリ稼ぐ」ことが当たり前だった世代からは、しばしば否定的な意見が出やすいこのFIREですが、私個人としてはとても肯定的です。
なぜなら、人生は一度きりであり、後悔ないように生き抜きたいからです。
もし70歳を迎えて定年を迎えて自由になったとしても、若い時に比べて肉体的にも精神的にも制約が課されていると思います。
なので私は、若くして経済的自由になるということが重要だと思っています。
また、FIREを目指す方の多くは、毎日食っちゃ寝したいわけではなく、FIRE後も自分の好きな仕事ややりたいことを通じて社会に対して還元していくことをセットで考えている点も、肯定すべきポイントだと思います。
私自身、たとえFIREを実現しても自分の好きな仕事を好きな分だけ続けていくつもりです。
いわゆるサイドFIRE(セミリタイア)の形を目指しています。
FIRE後は好きな仕事をしながら、旅をしてまわりたいと思ってます。
世界一周旅行期待してる!
でも、FIREってどれくらい資産がいるの?
1つの考え方として「4%ルール」というものがあるんだ。
「4%ルール」とは? FIREにいくら必要なのか?
「4%ルール」とは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方です。
例えば、年間の支出額別で見ると、必要な金額は以下のとおりです。
年間の支出額 | 必要となる資産額 |
---|---|
200万円 | 5,000万円 |
240万円 | 6,000万円 |
320万円 | 8,000万円 |
400万円 | 1億円 |
4%ルールの根拠は?
アメリカのトリニティ大学が行った「トリニティスタディ」という研究があります。
1926年~1995年に渡る69年間、退職者の保有する金融資産の推移データを集めて行った研究です。
それによると、貯めた資産を単に取り崩すのでなく、株や債券で資産運用をしながら取り崩した場合、運用益を得られる分資産の寿命が延びる確率が高まるということを示しています。
例えばですが、株式50%、債券50%で運用した場合、毎年4%定額で取り崩しても100%の確率で30年後も資産が残るといった研究結果が出ています。
もちろん、仮に45歳でFIREした場合、30年以上取り崩す可能性もあります。
この場合も、FIRE後も好きなことをしながら収入を得たり、取り崩し額を少し下げるなどすることで、資産の寿命を延ばすことが可能です。
この研究を参考に、30代という若さでFIREを達成した方の有名書籍があるので、興味があればぜひ読んでみてください。モチベーションが高まると思います。
えーたパパのFIRE計画公開
それでは、私のFIRE計画を以下の順で紹介したいと思います。
- 基本情報(世帯構成、収入、支出、資産状況、FIRE達成希望時期)
- FIRE達成時の目標資産額
- FIRE達成に向けたプラン
基本情報(世帯構成、収入、支出、資産状況、FIRE達成希望時期)
我が家の基本情報はこちらのとおりです。
- 家族構成:4人家族(私、妻、長男、次男)
- 年間収入:現在は育児休業給付金含めて手取り600万円。妻復職時は+300万円想定
- 年間支出:500万円
- 資産状況:3,500万円(2021年5月時点)
- FIRE達成希望時期:45歳(つまり運用期間は12年)
FIRE達成時の目標資産額
我が家では45歳FIRE達成時の資産目標を、合計1億2,500万円に設定しています。
資産区分 | 内容 | 目標資産額 |
---|---|---|
生活防衛資金 | 投資に回さない、最後の砦となる資金 | 500万円 |
無リスク資産 | 暴落時の生活補助、こどもの養育費の資金 | 2,000万円 |
有リスク資産 | インデックス投資によって育てる資産 | 1億円 |
い・・・1億円超えてる!?
無理なんじゃ!?
我が家はファミリー世帯なので、シングル世帯でFIREを目指す人よりも目標は高くなるね。
でも、我が家は共働き世帯なのでギリギリ達成可能な目標だと思ってるよ。
FIRE達成に向けた資金プラン
各資産ごとの達成に向けたプランはこちらです。
生活防衛資金:500万円
- 現預金の中で確保済
無リスク資産:2,000万円
- 現預金の中で400万円確保済(基本キープとし、暴落時の追加投資に回す可能性有)
- 45歳時の夫婦の退職金1,600万円
有リスク資産:1億円
以下の投資用資産を年利回り7%目標でインデックス投資運用する
- 2021年投資済&予定の1,800万円
- 毎月収支から25万円を毎月積み立て投資
インデックス投資による1億円到達に向けた期待シミュレーションがコチラです
- 12年間の投資総額:5,180万円
- 12年間の累積利益:5,140万円
- 資産合計=1億300万円
- ※シミュレーション前提条件:年利回り7%にて運用
赤の利益すごい!
複利の力だね。ただしインデックス投資で7%は高めの利回り設定なんだ。ウチの場合、現時点において成長率が高い米国株式の比率を高めて、少なくとも向こう10年くらいは、7%超の利回りを出し続けてくれる、という未来にベットしてるよ。
ふーん。ところで毎月25万円の積み立て投資って現実的なの?
「共働き」ならギリいける算段だ。
つまり、ママの協力が不可欠なんだ。
それならもっと家事を協力してもらわなきゃね。
・・・。
まとめ
今回は、FIREという考え方、そして我が家を例にFIRE達成に向けた資金面のプランを記事にしてみました。
FIREという言葉を初めて知った人は、自分が早期にリタイアするというイメージがしづらいかもしれません。
当ブログではFIREの実現を推奨しているわけでないのですが、
人生を豊かにする一つの手段として参考にしていただければ幸いです。
今回の記事ではFIREについて、以下の3つを紹介しました。
- FIREとは「経済的に自立し早期にリタイアを実現」する考え方
- FIRE実現の一つの参考は支出の25倍にあたる資産を築くこと
- 我が家のFIREプランを紹介。インデックス投資による資産形成が我が家におけるFIRE達成の肝
FIREの実現は決して容易ではありませんが、インデックス投資により、その実現性は昔よりずっと身近なものになりつつあると思います。
投資を行う上では、具体的な目標を設定することが重要だと思います。
必要となる投資額が見えやすくなるだけでなく、モチベーション維持につながります。
今回ご紹介したFIREという目標に限らず、人生を豊かにするための目標を設定して、その実現向けた投資を実践していくことが大切だと思います。
投資目標を設定することで、無駄な浪費が抑えるなど、支出をコントロールするようになってきます。
よって、仮に目標を達成することができなかったとしても、資産形成のスピードアップという観点で必ずプラスに働いてくると考えます。
本ブログでは引き続き、今回紹介したFIRE計画達成に向けた取り組み、運用実績を配信していきますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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