こんにちは、えーたパパ(@eitapapa_fire)です。
インデックス投資で1億円の資産形成&FIREをめざすサラリーマンパパです。
中国不動産大手の中国恒大(こうだい)集団の過剰債務問題で株式市場が荒れそうですね。
おそらくコロナ後の急回復期でインデックス投資をはじめられた方も少なくないと思いますが、そんな方は初めての急落相場が来ると動じてしまうと思います。
ただ、もしそのような急落が来ても「安くたくさん買えるからラッキー」と考え、気にせず積み立てるが吉です。
さて、今回は金(Gold)への投資についての記事です。
過去5年間、私は有リスク資産を株式100%で運用してきたのですが、今後、金(Gold)を投資対象に加えることにしました。
今回はなぜ、我が家が投資対象に金(Gold)を加えることにしたのか?を紹介します。
あら、純金のネックレスをたくさん買ってくれるってこと?
金の価格に連動したETFを保有するんだよ!
・・・???
- 金(Gold)への投資に興味がある方
- 分散投資に興味がある方
- 債権や金を組み入れるといいらしい、という噂を聞いたもののピンとこなかった方
なぜ金(Gold)に投資することにしたのか?
結論から言うと、
- 紙幣(現金)のように簡単に供給されない資産へ投資したくなった
- リターンを下げずにリスクを低減できる可能性がある
以上の理由からです。
株式、債券、金、現金などの様々な資産(アセット)がある中で、長期投資では株式が優位という点は過去の歴史では明らかだったので、私も有リスク資産は株式100%でいいと思ってました。
また、貴金属としての金に1ミリも魅力を感じない(というか金ピカが似合わない)タイプでしたので、金自体に魅力も感じず、投資など考えておりませんでした。
にも関わらず今回投資判断に至った理由を掘り下げて紹介します。
【理由①】紙幣刷り過ぎじゃない?という説に共感
新型コロナの拡大以降、先進国を中心に紙幣をバンバン刷ってます。
紙幣がこれだけいとも簡単に刷られて供給されると、現金の価値が下がっていく、
という論調の記事や本を拝見しました。
とりわけ金のように供給量が限られているような資産は相対的に値上がりしていく、と。
物の価値は需要と供給のバランスで決まるというのは、一般教養として理解しているので、この説自体は腹落ちします。
ただ、需要と供給のバランスで相対的に…という話よりも、
「供給量が限られており、モノ自体にも価値がある」
という金の資産としての魅力を感じるようになりました。
金がバンバン合成できるようになったら暴落するんじゃ?
と、思って調べたよ!
確かに技術的には可能なんだけど、圧倒的にコストがかかるから大量合成は現実的じゃないみたい。
【理由②】リターンを下げずにリスクを低減できる
これ実は昔、謎理論だと思ってスルーしてました。
なんでリターン最大の株式にリターンがより低い債権や金を混ぜてもリターンが低下しないの?と。
リスクが下がる分には納得できるのですが。
ただ、過去のデータ(2001年~2021年の20年間)を元にバックテスト(シミュレーション)すると、
確かにリターン据え置き(というかアップ)で、リスクが低減できました。
※シミュレーションはmy INDEX様のサイトを利用させて頂きました。
【現在目標】米65先10新25(上段)は今私がめざしている資産配分でして、米国株式65%、先進国株式10%、新興国株式25%に割り振ったポートフォリオです。
それに対し、米62.5先10新20金7.5(下段)は、米国を2.5%&新興国を5%を削って金に7.5%回したポートフォリオです。
結果を見ると、
- 年率平均のリターンは減るどころか向上(9.3%⇒9.5%)
- 反対にリスクは低減(18.9%⇒17.7%)
となりました。
ここでいうリスクはリターンの上下ブレ幅のことを指し、大きいほど振れます。
そして、リターンが同じ(もしくはアップ)ならリスクは小さい方がいいよね?という考えの指標となるのがシャープレシオです。
一般に、シャープレシオが高いほど投資効率が高いということが言えます。
本シミュレーション結果を参考にしつつ、7.5%程度金を組み込む方のは投資効率の面でも有効とがよいのでは、と判断しました。
金(Gold)に投資しよう!方法は?(⇒ETFにしました)
そうと決まったら金を買いに行かなきゃ!
そうそう!田中貴金属に行こう!
って違う違う!
こんなやつを買うわけじゃないのです。
確かに金の実物を購入するのも手段としてはあるのですが、どこに保管するの問題出てきますし、リバランス時に買い増したり売ったりするのが想像できません。
ということで我が家はETFを保有することにしました。
具体的には、GLDM(SPDR® ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト)です。
金(Gold)の価格に連動したETFとしてはGLDが王道だと思いますが、
GLDMは同じステートストリート社が運用するETFで、
- 経費率の面でGLDが0.4%に対しGLDMが0.18%と優位
- 購入単価もGLDの1/10程度でGLDMの方が少額から購入しやすい
という特徴もあり、運用資産額も信頼できる規模でしたので、GLDMに投資することにしました。(※2021年9月21日時点の情報)
本来なら7.5%一気にいきたいところだったのですが、
冒頭にもお話した中国恒大集団の問題の先行き次第で、余力資金からの株式買い増しも考えられるため、
初回は300口(約60万円)の買い付けを行いました。
まとめ(⇒初めて金を投資対象に加えました)
今回は、金(Gold)の投資について記事にしました。
本っ当に興味のない投資対象だったのですが、
- 供給量が限られ・それ自体に価値のある資産に惹かれた(紙幣は刷りすぎ)
- 期待リターンは据え置き以上で、リターンは低減できる(あくまでバックテスト)
ということで金に魅力を感じることになりました。
また、金の保有方法としては気軽に投資可能なETF(GLDM)を選択しました。
「有事の金」と呼ばれておりますし、株式が大きく下げる展開で価値が上昇した際には、リバランス要員として活躍してくれることも期待しています。
最後に補足ですが、今回の記事では、金への投資をおすすめしているわけではありません。
でももし、アセットアロケーションやポートフォリオをいじったりすることが楽しい方は、いろいろシミュレーションして腹落ちする形を模索するのも投資の醍醐味ではないでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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